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第39回グローカル感染症研究セミナーを開催しました

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大分大学グローカル感染症研究センターは、令和7年12月10日(水)に第39回グローカル感染症研究セミナーをハイブリッド形式で開催しました。今回は「抗菌薬の代替︖JIHSのファージ療法の進捗」と題し、講師に国立健康危機管理研究機構国立感染症研究所治療薬研究開発部の氣駕恒太朗室長を招いて実施し、会場とオンラインを合わせて19名が参加しました。氣駕先生は、ドイツのマックスプランク研究所や東京大学医科学研究所でRNA、免疫学、細菌学を研究した後、自治医科大学勤務時に留学したイギリスのグラスゴー大学でバクテリオファージの研究を始め、現在も引き続いて取り組んでいます。さらに、本センター三室仁美教授と「ファージ育種によるピロリ菌感染スペクトルの拡大と新規治療法の開発」に関する共同研究を実施しています。

セミナーでは、個別ファージ療法及びファージ創薬のストラテジーについて概説いただきながら、個別ファージ療法の取組みと創薬研究の方向性を紹介いただきました。講演後には参加者との活発な意見交換が行われ、盛況のうちに終了しました。

 

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