第2回グローカル感染症研究セミナーを開催しました
大分大学グローカル感染症研究センターは,8月10日に第2回グローカル感染症研究セミナーを開催しました。第2回目は,「Lessons learned from the epidemiology of infectious diseases in Sabah state, Malaysian Borneo.」と題し,講師に当センター客員教授でもあるマレーシア国立サバ大学(Dept. of Pathology and Microbiology Faculty of Medicine and Health Sciences, Universiti Malaysia Sabah)のKamruddin Ahmed 教授を招いて実施しました。Ahmed 教授は、2006年から2016年までの10年間、本学医学部および全学研究推進機構で准教授として勤務し、その後、マレーシア国立サバ大学の教授に就任しています。
セミナーはオンラインで実施し、海外機関からの参加者を含めて約40名が参加しました。配信会場では,西園晃 グローカル感染症研究センター長と,モデレーターとして伊波英克 准教授が参加しました。今回のセミナーでは、マレーシア国立サバ大学の紹介に続き、Ahmed教授のこれまでの研究活動経験や成果を交えながら、ジカウイルス、サルマラリア、コレラ、当センターと共同研究を行っているHTLV-1ウイルス(ヒトT細胞白血病ウイルスI型)研究について講演し、講演後には,マラリアやHTLV-1ウイルスについての掘り下げた質問や、他機関とのコラボレーションに関しての質問があり、盛況のうちに終了しました。
Kamruddin Ahmed教授
講演資料
配信会場の様子(左から西園晃センター長、伊波英克准教授)
配信会場の様子